前提としてVOPTECHやFanvilといった電話機を利用されており、その電話機が3CXからプロビジョニングされている状態であれば、着信を3CXのコールキューへ入れることで電話機の着信音(呼び出し音)の鳴り分けを行うことが可能です。
※スマートフォンのアプリやWeblientでは着信音(呼び出し音)の鳴り分けを行うことはできません。
設定の流れとしては下記となります。
●3CXの「コールキュー」から、2番号を受けるコールキューをそれぞれ作成します。
外線番号1からの着信を受けるキュー×1
外線番号2からの着信を受けるキュー×1
「General」タブの設定
※スマートフォンのアプリやWeblientでは着信音(呼び出し音)の鳴り分けを行うことはできません。
設定の流れとしては下記となります。
●3CXの「コールキュー」から、2番号を受けるコールキューをそれぞれ作成します。
外線番号1からの着信を受けるキュー×1
外線番号2からの着信を受けるキュー×1
「General」タブの設定
名称:任意
Extension:キューの仮想内線番号となります(任意の値)
Polling Strategy:複数の電話を同時に鳴らす場合は「Ring All」を選択します。
Ring Timeは電話を鳴らす時間となります。
Extension:キューの仮想内線番号となります(任意の値)
Polling Strategy:複数の電話を同時に鳴らす場合は「Ring All」を選択します。
Ring Timeは電話を鳴らす時間となります。
「Agents」タブに着信時に鳴動させる必要のある内線番号を追加します。
設定が完了しましたら「OK」を押して作成したコールキューの設定を保存します。
●SIPトランク(またはインバウンドルール)から、着信をどこに送るかを設定します。
※外線番号1と外線番号2が別々のSIPトランクの場合、それぞれのSIPトランクで設定可能です。
※番号単位(DID単位)で設定する場合は、インバウンドルールから設定をおこないます。(+Add DID Rule)
外線番号1設定→Route calls toの設定で、Extensionを選択し、上記で作成した
外線番号1からの着信を受けるキューの番号を設定します。
外線番号2設定→Route calls toの設定で、Extensionを選択し、上記で作成した
外線番号2からの着信を受けるキューの番号を設定します。
●電話機のプロビジョニング設定を変更します
各内線番号の「プロビジョニング」タブから「特定のキューに対して異なるリング音を設定」横にある
「+カスタムキューイング音」をクリックします。
その内線がAgentとして所属しているキューごとに着信音を設定可能です。
※内線が「コールキュー」の「Agents」に登録されていない段階では、この設定項目は表示されません。
●電話機をプロビジョニングします。
プロビジョニングによって設定が反映以降、コールキューごと(つまり着信回線ごと)に呼び出し音の鳴り分けが行われます。
●SIPトランク(またはインバウンドルール)から、着信をどこに送るかを設定します。
※外線番号1と外線番号2が別々のSIPトランクの場合、それぞれのSIPトランクで設定可能です。
※番号単位(DID単位)で設定する場合は、インバウンドルールから設定をおこないます。(+Add DID Rule)
外線番号1設定→Route calls toの設定で、Extensionを選択し、上記で作成した
外線番号1からの着信を受けるキューの番号を設定します。
外線番号2設定→Route calls toの設定で、Extensionを選択し、上記で作成した
外線番号2からの着信を受けるキューの番号を設定します。
●電話機のプロビジョニング設定を変更します
各内線番号の「プロビジョニング」タブから「特定のキューに対して異なるリング音を設定」横にある
「+カスタムキューイング音」をクリックします。
その内線がAgentとして所属しているキューごとに着信音を設定可能です。
※内線が「コールキュー」の「Agents」に登録されていない段階では、この設定項目は表示されません。
●電話機をプロビジョニングします。
プロビジョニングによって設定が反映以降、コールキューごと(つまり着信回線ごと)に呼び出し音の鳴り分けが行われます。